Warm the water : 水温む
昨日までと打って代わって気温上昇。
午前9時半,不自由な左六十肩を道連れにこの陽気にさそい出された。
いつもとは違う淀川河川公園の駐車場車に車を置いた。
トータルで4キロは歩いただろうか,温んだ空気感を全身に受けて長い距離の徒歩を選んだ。
今日は天気も気温も上がってきたからそこらの木陰,草むらから鳥たちが躍り出てくれるんだぁ...
と,出掛ける前には幼稚な想いを馳せていた。
ヒバリの姿は見えないが,高い空で羽ばたいている時の声が聞こえた。
春の散歩には欠かせないBGM だ。
ウグイスしかり。
冬季はジッ ジッと地鳴くが,ケ ケェ ケッキョと発声練習のような声を聴く。
以下,出会った可愛い鳥さんたち。
↓ ↓ ↓
ツグミ 忙しく地面をつっつくが時折首を休めるのか斜め45度背伸ばしのポーズが凛々しい。
普段は上流の川砂採取船が往き来するが。
今日は国土交通省の船が川面を下る。
この時期の鳥観の出で立ちは薄手,厚目ヤッケとジャンパーの二枚重と,綿パンの上にオーバーパンツ,それにキャップと息子からお下がりスニーカー。
怪獣のように背丈位の枯れたヨシ原や草むらを歩く。
川沿いの林エリアでは,老朽倒木や枯れをぬい歩く。
野バラのトゲトゲ,更には何種類ものくっつき虫と呼ばれる雑草の種子をくっつけ道なき草道を行く。
一回目のベニマシコに遭遇。
雉の姿を見て近付こうとしたときに出会った。
久しぶりの正面ショット。
風は感じないが川面は波立っていた。
水鳥の姿は少ない,この二羽のみが目にに入った。
今日は遊び相手が違うぞ...。
ワンド沼横ではチュウサギ。
いつもは水面をつっついているのに陸に上がっていた。
ふと上空見上げると,ふわふわと飛ぶ見慣れない鳥影。
何かを探しているのか上空を広い範囲で 一周して姿を消した。
帰宅して図鑑で調べたらタゲリだった。
雨羽も虹色で美しいが飛翔時の羽色も新鮮で優美だ。
二回目のベニマシコ
ペアに出会えた,わずかに残るアキニレの種子をついばんでいた。
上からの光線が強いと,紅い猿顔がなかなか出ない。
最後はホオジロ。
5mくらいの低木の上枝に留まり,方向を変えながらさえずって見送ってくれた。
期待していたカワセミだったが,撮影は出来なかったがベアで移動する姿が見れた。
次回以降の楽しみにしたい。